休業要請解除後に出勤して感じたこと
緊急事態宣言の解除を受け、6月から様々な業種の休業要請が解除されてきましたね。
もちろんまだ完全に今まで通りというわけではありません。
営業時間を短縮しての再開だったり、かなり徹底した感染防止策や衛生管理、従業員の体調管理、入店される方の検温や手指消毒のお願い、入場制限など、様々な工夫と努力の中での営業再開です。
おかげさまで私の働いているラウンジも6月から営業を再開していますが、営業時間の短縮以外、上に書いた通りの対策をしながらの営業をしています。
ちなみにお客様の来店状況は、新型コロナウイルス発生前に比べて、まだかなり落ち込んでいます。
やはり緊急事態宣言の解除に伴い、休業要請が解除されたとは言え、新型コロナウイルスが終息したわけではありませんし、不安は拭えませんよね。
ご自身は外出したいと思っていても、会社から今しばらくの行動自粛を促されているという話も聞いています。
安定した来客が見込めない為、出勤させる女の子も少なく設定させています。
来客が多くても少なくても、出勤した女の子にはお給料が発生しますよね。
来客が多ければいいですが、来客が少なかった場合、当然お店は赤字になってしまいます。
なので来客が不安定な今は、女の子の出勤を絞っている状況なわけです。
お店からしたら当然の判断なんですが、予想以上に来客があった時が大変!
基本的にはお客様1人に対して1人の女の子を付けることになっています。
団体様の場合は"マイナス接客"と言って、マンツーマンで女の子をつけられない場合もあります。
そこはお客様に了承を得て、2対1くらいの配置にします。
それでもご案内ができるならまだいい方…。
"マイナス接客"で対応しても、それ以上に来客があった場合は女の子を付けることができないので、前に入っているお客様が帰られるまで待っていただくしかありません。
もちろん気長に待ってくださる方もいらっしゃるんですが、前に入っているお客様がすぐに帰られるとは限りませんし、あまり待ち時間が長いと、当然お帰りになってしまいます。
出勤する女の子を増やしても、お店の席数に限りがあるので、女の子を増やせば絶対に待ちが出ないというわけでもありませんが、席は空いているのに女の子が少ない為にご案内できないというのはとてももったいない…。
でも、今の状況では来客の予測がつかないので、女の子の人数を調整せざるを得ないんです。
悲しい悪循環ですね。
お客様に協力と理解をいただきながらの営業ではありますが、まだ不安の残る中、来てくださるお客様には本当に感謝しています。
また、「もう少し様子を見て、落ち着いたら行くね。」と言ってくださっているお客様にも感謝です。
ボーイさんも女の子も、正直不安の中で働いています。
でも、みんなに会えて嬉しい!
今はLINEやメール、リモートなどで、直接会わなくても繋がりを持つことはできますが、やはり"フェイス・トゥ・フェイス"っていいですね。
顔を見て話せる喜びを改めて感じました。