アラフォーホステスのリアルなお仕事実態…お客様のお誕生日
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の延長、ならびに休業要請の延長により、相変わらず私の働いてるお店は営業自粛中なんですが、久しぶりにアラフォーホステスのリアルなお仕事実態について書きたいと思います。
今回のお題は"お客様のお誕生日"について。
前回は自分を含めた"女の子側のお誕生日"について書きましたが、当然"お客様のお誕生日"をスルーするわけにはいきません!
まずは自分のお客様のお誕生日を把握すること。
そして、絶対に忘れないこと!!!
お客様のお誕生日を知る方法ですが、「〇〇さんのお誕生日っていつなんですか?」ってストレートに聞いてもいいですし、LINEを交換しているのなら、直接聞かなくてもLINEのホーム画面の鉛筆マークをタップすると出てくる場合もあるので、そこでこっそりチェックしてもいいと思います。
ただ、直接聞いても教えてくれないお客様もいますし、連絡ツールがLINEじゃないお客様もいらっしゃいます。
連絡ツールがLINEだったとしても、ホーム画面に載せていない方もいますよね。
そんなときは、お連れ様に聞いちゃいましょう!
「いつも良くして下さる○○さんにサプライズでお誕生日をお祝いしたいから、こっそり教えてください!」っていう感じで聞いたら、だいたいのお連れ様は教えてくれますよ。
お一人で来られるお客様や、絶対に教えてくれないお客様もいるので、少し粘って教えていただけなければ、そこはあまりしつこくせずに諦めましょう。
お客様のお誕生日を知ったなら、絶対に忘れてはいけません!!!
聞いただけで忘れてしまったら何の意味もありませんし、信頼を失いかねませんよ。
だったら聞かないほうがいいですし、知らない方がずっとマシです。
私は忘れてしまわないようにスマホのカレンダー(スケジュールアプリ)にお客様のお誕生日を登録しています。
さすがにアラームまではかけていませんが、私は毎日必ずスケジュールチェックをするので、これに登録しておけば忘れません。
ただ、これはあくまでも私が忘れないおく方法。
手帳タイプのスケジュール帳を愛用されている方もいるでしょうし、自分が絶対に忘れない方法で覚えておきましょうね。
では、お客様のお誕生日をどうお祝いするのか...。
必ずしもお客様がご自身のお誕生日当日にご来店してくださるとは限りません。
お客様にもご都合がありますし、むしろ、「プレゼント欲しくて来ました。」感が出ちゃうので、あえてご自身のお誕生日にはご来店されない方がほとんどです。
たまに「祝ってー!!!」って感じでご来店される方もいますが、それはそれで当日お祝いして差し上げたらいいことなのでOKですよね。
さて、お客様がご自身のお誕生日当日にいらっしゃらない場合はどうお祝いするか。
まず私は、お客様のお誕生日の前にはプレゼントを用意しておきます。
"前日までに"ではなく、ひと月くらい前には用意しておきます。
そしてお客様との会話中やLINEやメールなどで、"次回のご来店予定"を探っておきます。
お客様のお誕生日当日にご来店されるかもしれませんし、一週間前や数日前にご来店されるかもしれません。
お誕生日の翌日や数日後にご来店されるかもしれませんし、お客様のご都合によっては、ひと月くらい空いちゃうかもしれません。
お客様との関係性などによっては、「○○さんのお誕生日を一緒にお祝いしたいから来てください!」って言えちゃいますが、必ずしもそのパターンが使えるとは限らないですよね。
なのでプレゼントを早めに用意して、お客様がご自身のお誕生日前後いつご来店されてもプレゼントを渡せるようにしておくんです。
もちろんこれは"営業"的意味もありますが、日頃のお礼にもなりますからね。
「今日は来てくれてありがとうございました!」とか、「お会いできて嬉しかったです!」って普段から伝えてはいますが、たまには感謝をカタチに変えて。
バレンタインやクリスマスなど、お客様に何かしらプレゼントを渡す機会はありますが、自分自身のお誕生日が"自分だけの特別な日"であるように、お客様にとっても、お客様ご自身のお誕生日は、"そのお客様だけの特別な日"ですから。
ちなみに、お客様がお誕生日当日ご来店されるにしてもされないにしても、必ず"おめでとうメッセージ"は送りましょうね。
別に日付が変わった瞬間に送らなくていいんですよ。
家庭のあるお客様や、彼女がいらっしゃるお客様もいるので、ホステスからメッセージがきたことで、いらぬトラブルを起こさせてはいけません。
また、お仕事で早くお休みになってるお客様もいらっしゃるので、起こしちゃったら可哀想ですから。
できればお誕生日の日のどこかお邪魔にならないタイミングで送っておきましょう。
万が一自分が忙しくて当日中にメッセージを送れなかったら、「一日過ぎちゃったけど、お誕生日おめでとうございました!今度、改めてお祝いさせてくださいね。」って感じで、"一日過ぎちゃったけど、○○さんのこと忘れていませんからね!"というアピールメッセージを送りましょう。
これもまた"営業"的意味もありますが、例え一日過ぎてしまったとしても、なにもしないより全然いいですよ!
さて、まだまだお店は営業自粛中のため出勤はできませんが、LINEやメールなど、ホステスとしてお客様に何かできること、ホステスとしてだけではなく、自分自身が女性として磨けることもあるでしょう。
今できることを精一杯頑張って、日常が戻ってくる日を待ちましょうね。